例えば…【方法論1】
■ノートにファーストシーンから文字で書いていき、組み立てていく。
■英単語カードくらいの紙に、シーンのあらすじを書き、
そのカードを並べ替えながらストーリーを組み立てる。
■B4コピー用紙を16分割(または32分割)して、
全ページを見渡しながらストーリーを組み立てていく。
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大切なことは、これらはあくまでネームの前の段階であり、
ハサミで切ったりくっつけたりの繰り返しになるであろうということです。
それでいいのです。
ネームの形が出来上がってから、もう一度ネームの清書をします。
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例えば…【方法論2】
①キャラクターそれぞれの設定をガッチリ決めてしまう。
キャラ作りの下手な人は、それぞれの登場人物において、
個人年表を作ると良いです。
生まれた家柄、両親、祖父祖母の性格。
幼少時代の出来事、性格を決定づけた大きな出来事や
その時の周囲の反応など、細かく書き出して行くのです。
これらは、ほとんどストーリーに登場する事はないかもしれませんが、
作者の頭の中で、「生きた人物」という強い捉え方になります。
それが、作品の端々で生きてくると思います。
②キャラクター同士の関係の年表も作る。
この二人は以前恋人同士だった、などです。
③その上で、キャラそれぞれの性格、
キャラ同士の関係と世界観を説明することを頭に置いて、
冒頭のシーンを開始するのです。
④簡単に書きましたが、これはかなり難しい作業だと思います。
すぐに出来ないからといって諦めず、訓練を続けることが大切です。
テレビドラマの第一話や、映画の冒頭シーンなども大変参考になります。
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