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初めてのユーザー車検の記録
★これは、オートバイのユーザー車検の記録です。★ 金がないのでバイク屋に頼まず自分でユーザー車検しようと思いました。 簡単だと聞いていたのですが、やはり全く解らず右往左往するばかり。 ま、笑ってやってください。 そして、よければ参考にしてみてください。 2度目のユーザー車検&構造変更申請の記録 【車種】ホンダCB750(新車で購入後2年目の車検) 【陸運支局】練馬自動車検査登録事務所 →地図 陸運局のHP→ 自動車検査・登録ガイド |
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■2004年10月17日(日)■ 空気圧を測定し、少し抜けていたので入れる。 オイルの量をチェック。問題なし。 必要書類をバイクから降ろして明日に備える。 光軸調整のためにカウルが邪魔かと思って外す。 簡単に外れる。 こんなんでバイク屋に工賃1500円も払ったなんて。バカだ。 | ||||||||
■2004年10月18日(月)■ 車検当日。 【出発】 朝9時半起床。(寝坊) 午前中の受付は11時までと言われていたので焦る。 朝飯食って、家を出発したのは10時ジャスト。 【到着】 10時45分、 練馬自動車検査登録事務所到着。 【さて…】 入り口を入ってすぐバイクを停めるところがあったので停める。 (地図F) さて、どうしたものか…。 敷地内にはいくつかの建物があるが、どこに行けばいいのか てんで解らないので、 とりあえず右往左往する。 敷地内をうろうろ歩き回る。 うろうろしていても仕方ないので、 誰かのHPからプリントアウトした「ユーザー車検体験記」を思い出してみる。 確か「敷地を出て右側の茶色い建物で書類一式を買う」と書いてあった。 敷地を出て右。 信号渡ってすぐの茶色い建物。 (地図@) (後で解ったが、何を隠そうそこが行政書士事務所である) 【行政書士事務所】 (地図@) 書類を渡される。 「点検整備記録簿も必要ですよ」 と言われ、買う。総額60円。 【受付】 (地図A) バイクを停めた場所のすぐ近くにある建物に侵入してみる。 長いカウンターがあって受付事務所のような雰囲気。 窓口には「指定整備」や「車検合格者はこちら」とか 表示が出ているが、よく解らない。 極度の緊張と不安で、文字が読めない状態に近い。 訳が解らずに右往左往している人間にとって、 文字はあまり意味をなさないのだ。 とりあえず書類を手に持っているので書くことにする。 名前や車台番号、ナンバーくらいは書けるだろう。 だが緊張していて、どこに何を書いていいのかしばらくオタオタする。 バイクのナンバーも思い出せない。 自分でも”あ!俺、緊張している…!”と解ってますます不安になる。 鉛筆で書かなくてはならない部分がある、と知っていたので用紙を見てみる。 マークシートみたいな上質の紙の用紙は、 おそらく鉛筆の方がいいだろうと直感したので備え付けの鉛筆で書く。 あとはボールペン書きだ。 点検整備記録簿は、よく解らんけどテキトーに書いた。 でも、もたもた書いているうちに受付期限の11時が過ぎてしまった! カウンターの中で、 「ユーザー車検…」という文字が目に入ったので、 そのカウンターの人に聞いてみる。 一番左のカウンターに行くように言われる。 一番左のカウンターの人は「初めて」と言うと丁寧に教えてくれた。 記入の不備を指摘されたりする。 間違いを乱暴にボールペンで消して書き直している。 ”そんなにアバウトでよかったんだ”と拍子抜けする。 11時を過ぎたことについては何も言われなかった。 大した問題ではなかったらしい…。 そして、自賠責保険の期間が足りないと言われる。 期間が2年後の次の車検までないとダメだった。 ”うお〜!何をやってるんだ俺は…?” ”ああ、今日はもうダメかぁ…”と失意のどん底。 しかし、書類を買った行政書士事務所に行き加入してくるように言われる。 あと、自動車整備振興会という建物に行き、「自動車重量税」5,000円と 「車検登録代」1,400円を払ってくるように言われる。 【再び行政書士事務所】 (地図@) 自賠責保険の足りない部分を契約。7,960円 【自動車整備振興会】 (地図B) 敷地内。入り口から入って右側3つ目の小さな建物。出口の方が近い。 言われる通りに支払う。6,400円。 【受付】 (地図A) 最初に行った一番左の受付に全書類を渡す。 どうやらOKらしい。 4番の検査レーンに行くように言われる。 【バイクの検査】 (地図C) 係りの人の言う通りに行う。 バイクに乗ったまま書類を出したり仕舞ったりしなくてはならないので、 そのための準備が必要。 僕の場合は、肩掛けバッグに入れて臨んだ。 係員は、僕が適当に書いた「点検整備記録簿」はほとんど見ていない様子。 ウインカー、ブレーキランプ、ブレーキの効き具合などを調べる。 最後の光軸検査で引っかかってしまう。 「直してからもう一度来てください」と言われる。 ネットで調べておいてよかった。 いきなり車検場に来てたら、直してからとか言われても解らないぞ。 しかも来る途中に 「テスター」 と大看板を出している工場を見つけていたので よかった。 別の道を通ってきていたら、テスター屋の場所もまったくわからないところだった。 ※注: 光軸検査は、ライトをハイビームにして行うので、 車検場の外に出るときはロービームに切り替えなくてはならない。 【テスター屋】 (地図E) 順番を待って、光軸を直してもらう。 相当おかしかったのか、手でガンガン叩いて直している。2,000円。 テスター屋で、「バイク屋さんですか?」と聞かれる。 僕がプロっぽかった訳ではなく、おそらく、 首のあたりがヨレヨレのトレーナーと汚い軍手のせいだ。 車検場に戻る途中、 信号待ちをしている時、エンジンを切ったらエンジンがかからなくなった。 バッテリーが上がってしまったのだ! 以前乗っていたCB750でも車検近くになってバッテリー交換をした。 その時は、一度はエンジンがかからなくなったけど、 その後も何回かかかってたから、 今回もそういう症状が出始めてからバッテリー交換をしようと思っていたんだけど… でも今回はいきなり来たなー。 いきなり来てウンともスンとも言わなくなってしまった〜。 すぐ近く(地図D)にバイク屋があったので、 別のバッテリーにクリップでつないで、エンジンだけかけてもらう。 【再検査】 (地図C) 検査場に行くと…、誰もいなかった。 そう。 12時〜13時は昼休み。 職員は誰もいないのだ! 途方に暮れる。 13時まで時間を潰さなくてはならない…。 仕方なくエンジンを切って、その辺をぶらぶら散策する。 【再検査・2】 (地図C) 13時。 エンジンをかけなきゃならないので、またバイク屋のお世話になる。 光軸検査。 今度は係の人はいなかった。 「ストップ」のランプが点く地点までゆっくり進むと、 勝手に測定機械がバイクの前に電動で出てくる。 測定機械が引っ込む。 バイクを検査場の外に停め、 高速道路の料金所みたいなボックスの中にいる人に全書類を渡して ハンコをもらう。 再検査は問題なくOK。 【新しい車検証交付】 (地図A) カウンターの 「車検合格者はこちら」という貼り紙の人に全書類を渡す。 少し待つように言われるが、すぐ呼ばれて新しい車検証とシールをもらう。 それで13時15分、全過程終了。 【再びバイク屋】 (地図D) 帰るためには、またエンジンをかけてもらわなくてはならない。 バイク屋まで数十メートルバイクを押す エンジンをかけてもらって、ようやく帰路へ。 最後にバイク屋さんに、500円払う。 家に帰ってすぐ馴染みのバイク屋にバッテリーを注文したのは言うまでもない。 新しいバッテリーの値段は、12,390円。
この車検、以前バイク屋に頼んだら確か8万以上払った。 今回は相当節約しちゃったな〜。 |
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